技術登録内容
1.登録申請者
会社名 | ベルテクス株式会社 |
---|---|
郵便番号・住所 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目7番地2 |
担当部署 | 防災事業部 |
電話番号 | 03-3556-0466 |
FAX番号 | 03-3263-2005 |
ka-sonoda@vertex-grp.co.jp | |
ホームページURL | https://vertexgrp.co.jp |
2.技術の名称等
技術の名称 | ループフェンス |
---|---|
開発年(西暦) | 2002年 |
開発体制 | 単独 |
共同研究者 | |
開発会社 | ベルテクス株式会社 |
開発会社と申請者の関係 | 同上 |
県産品 |
3.技術の分類
区 分1 | 県内活用技術 |
---|---|
区 分2 | 工法 |
分 類 | 落石防護柵工 |
4.キーワード
項目 | 県内公共工事採用実績 |
---|
5.国土交通省への登録状況
申請地方整備局名 | 登録年月日 | 登録番号 | 評価結果 |
---|---|---|---|
四国地方整備局 | 平成14年7月5日 | SK-020001-VE | 活用促進技術,掲載期間終了 |
6.特許等
特許番号 | 3692457 | 実用新案番号 |
---|
7.制度等による証明
証明機関 | 証明番号 | 証明年月日 | |
---|---|---|---|
建設技術審査証明事業 | 一般財団法人 砂防・地すべり技術センター | 技審証第2203号 | 2022年2月24日 |
その他 |
8.活用の効果
従来技術名 | 落石防護擁壁 |
---|---|
経済性 | 低下 (25.13 %) |
工程 | 短縮 (53.49 %) |
品質・出来形 | 向上 |
安全性 | 向上 |
施工性 | 向上 |
環境 | 向上 |
9.特徴
本技術は、従来型の落石防護柵が持つ落石対応能力を約10倍に高めた待ち受け型の防護柵であり、施工性、景観性、経済性に優れています。
用途に応じて「崩壊土砂防護柵」、「せり出し防止柵」等としても設置が可能です。
用途に応じて「崩壊土砂防護柵」、「せり出し防止柵」等としても設置が可能です。
10.施工方法
1.準備工
支柱位置測定,資機材の搬入・運搬
2.作業構台工(必要に応じて)
基礎工用作業足場の構築
3.基礎工(コンクリート擁壁またはボーリング)
支柱基礎の構築
4.支柱架設工
支柱の設置,トップスペーサー等の取付
5.足場工
ロープ,金網,組立用足場の構築
6.スパン構築工
ロープ,金網等の組立
7.完成
支柱位置測定,資機材の搬入・運搬
2.作業構台工(必要に応じて)
基礎工用作業足場の構築
3.基礎工(コンクリート擁壁またはボーリング)
支柱基礎の構築
4.支柱架設工
支柱の設置,トップスペーサー等の取付
5.足場工
ロープ,金網,組立用足場の構築
6.スパン構築工
ロープ,金網等の組立
7.完成
11.歩掛・単価等
12.適用条件
現場条件
1)作業スペース
・支柱設置に際して、クレーンを使用しますが、 クレーンが使用できない場合は、
索道による設置も可能です。
2)機械の大きさ
・支柱の重量(0.9t~2t)を吊上げ可能なクレーン(4.9t~50t程度)または索道が必要です。
・支柱を斜面上に杭として建て込む場合は、ボーリングマシン用の作業構台が必要です。
3)施工場所
・転石の位置や大きさ等現場状況を精査し防護柵の仕様(柵高さ、エネルギー、形状)
を決定します。
・重力式擁壁上または杭基礎として地山に直接支柱を建て込みます。
1)作業スペース
・支柱設置に際して、クレーンを使用しますが、 クレーンが使用できない場合は、
索道による設置も可能です。
2)機械の大きさ
・支柱の重量(0.9t~2t)を吊上げ可能なクレーン(4.9t~50t程度)または索道が必要です。
・支柱を斜面上に杭として建て込む場合は、ボーリングマシン用の作業構台が必要です。
3)施工場所
・転石の位置や大きさ等現場状況を精査し防護柵の仕様(柵高さ、エネルギー、形状)
を決定します。
・重力式擁壁上または杭基礎として地山に直接支柱を建て込みます。
13.施工実績
発注機関 | 県内件数 | 県外件数 | |
---|---|---|---|
国、公団等 | 3 | 144 | |
地方自治体 | 補助事業 | 42 | 787 |
単独事業 | 5 | 377 | |
民間 | 2 | 47 |
県内での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
九州農政局西諸農業水利事業所 | 浜ノ瀬ダム3号管理用道路八重尾その2工区他工事 | 2006 | |
九州地方整備局延岡河川国道事務所 | 宮崎218号 末市地区改良工事 | 2015 | |
宮崎県高鍋町 | 平成29年度 松本地区急傾斜地崩壊対策工事 | 2017 | |
九州地方整備局宮崎河川国道事務所 | 四家地区道路防災工事 | 2018 | |
宮崎県日向土木事務所 | 平成30年度防国災防第152 -13-1号国道327号 木ヶ倉工区 道路防災工事 | 2019 | |
宮崎県延岡土木事務所 | 令和2年度緊急地法第52-13-1号岩戸延岡線桑平工区道路防災工事 | 2020 | |
宮崎県えびの市 | 令和3年度 市道末永平木場線 落石防護柵設置工事 | 2021 | |
宮崎県西都土木事務所 | 令和3年度防国法面第955-2-1-1号 国道219号楠之木2工区 落石対策工事(その3) | 2022 | |
宮崎県都城土木事務所 | 令和3年度 防災急傾 第16-1号 城山西側地区 急傾斜地崩壊対策工事 | 2022 |
県外での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
九州地⽅整備局鹿児島国道事務所 | 令和2年度阿久根維持出張所管内維持補修⼯事 | 2020 | |
九州地方整備局長崎河川国道事務所 | 佐世保管内防災外工事 | 2020 | |
九州地方整備局菊池川河川事務所 | 中津江地区災害復旧工事 | 2020 | |
九州地方整備局大分河川国道事務所 | 令和2年度 中津維持管内防災工事 | 2021 | |
九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所 | 令和3年度 川辺川流域管内維持⼯事 | 2021 | |
沖縄総合事務局開発建設部 北部ダム統合管理事務所 | 令和2年度⾦武ダム下流左岸法⾯対策⼯事 | 2021 | |
九州地方整備局熊本河川国道事務所 | 令和3年度 白岩地区災害復旧外工事 | 2021 | |
九州地方整備局佐伯河川国道事務所 | 令和2年度 尺間地区防災外工事 | 2021 | |
九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所 | 令和4年度川辺川管内維持⼯事 | 2022 | |
九州地⽅整備局熊本河川国道事務所 | 九州中央道 ⻄原地区改良19期⼯事 | 2022 |
14.施工者
一般の建設業者で施工可能 |
15.技術提供企業
技術の名称 | ループフェンス |
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技術提供企業
代表
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
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ベルテクス㈱ | 防災事業部 | 園田 勝久 | 東京都千代田区麹町五丁目7番地2 | 03-3556-0466 | 03-3263-2005 | ka-sonoda@vertex-grp.co.jp |
代表以外(県内企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
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日本サミコン㈱ | 宮崎営業所 | 宿里 江哉 | 宮崎県宮崎市橘通東5-4-8 岩切第2ビル 402号 | 0985-24-3870 | 0985-24-3871 | |
日本乾溜工業㈱ | 延岡出張所 | 関 祐一 | 宮崎県延岡市野地町1丁目3619番1 | 0982-34-3131 | 0982-21-4643 |
代表以外(県外企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
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九州ベルテクス㈱ | 営業部 | 本村 圭介 | 福岡県福岡市東区多の津5丁目27番12号 第2西春ビル | 092-710-7618 | 092-710-7619 | |
日本乾溜工業㈱ | 営業推進室 | 光石 昌弘 | 福岡県福岡市東区馬出1丁目11番11号 | 092-632-1003 | 092-632-1023 | |
㈱カーネギー産業 | 上園 勉 | 鹿児島県鹿児島市東郡元町12-38 | 099-256-1000 | 099-259-0868 |
16.主な製造工場
製造工場名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
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17.主な原材料産地
原材料産地名 | 取扱会社名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
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18.県内活用技術参考写真
技術の名称 | ループフェンス |
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ループフェンスは、最大1500kJクラスの落石を捕捉できる高エネルギー吸収型落石防護柵です。支柱は鉄筋コンクリート充填鋼管を使用しており、大きな耐荷力、優れたエネルギー吸収性能を有します。支柱間をループ状に巻きつけられたワイヤロープが緩衝装置内をスリップすることで理想的なエネルギー吸収が可能です。用途に応じて「崩壊土砂防護柵」、「せり出し防止柵」等としても設置が可能です。
また、ループフェンスは、「平成29年12月発行 落石対策便覧」の性能検証条件に適合した実物実験を日本国内の実験場において複数回実施しています。さらに実物実験の再現解析や数値解析的手法等による性能検証も実施しています。
また、ループフェンスは、「平成29年12月発行 落石対策便覧」の性能検証条件に適合した実物実験を日本国内の実験場において複数回実施しています。さらに実物実験の再現解析や数値解析的手法等による性能検証も実施しています。