技術登録内容
1.登録申請者
会社名 | 株式会社 ネオコンクリート |
---|---|
郵便番号・住所 | 〒814-0175 福岡市早良区田村7丁目27-8 |
担当部署 | 本社営業部 |
電話番号 | 092-861-7788 |
FAX番号 | 092-861-9472 |
info@neo-con.jp | |
ホームページURL | http://www.neo-con.jp |
2.技術の名称等
技術の名称 | ブロックマット(ソルコマット) |
---|---|
開発年(西暦) | 1980年 |
開発体制 | 単独 |
共同研究者 | |
開発会社 | 旭化成アドバンス株式会社 |
開発会社と申請者の関係 | 技術提携先 |
県産品 |
3.技術の分類
区 分1 | 県内活用技術 |
---|---|
区 分2 | 製品 |
分 類 | ブロックマット工・多自然型護岸工・ブロック張工 |
4.キーワード
項目 | コスト縮減 / 環境の保全 / 県内公共工事採用実績 / その他(敷設、撤去が容易・工期短縮・客土(覆土)により緑化・施工省力化) |
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5.国土交通省への登録状況
申請地方整備局名 | 登録年月日 | 登録番号 | 評価結果 |
---|---|---|---|
国土交通省九州地方整備局 | 平成24年4月10日 | QS-080013 | VE |
6.特許等
特許番号 | 2603293 , 2647481 | 実用新案番号 |
---|
7.制度等による証明
証明機関 | 証明番号 | 証明年月日 | |
---|---|---|---|
建設技術審査証明事業 | |||
その他 | (財)土木研究センター | 護性証第0075号 | 2003.07.10 |
8.活用の効果
従来技術名 | 大型張ブロック |
---|---|
経済性 | 向上 (11 %) |
工程 | 短縮 (73 %) |
品質・出来形 | 同程度 |
安全性 | 同程度 |
施工性 | 向上 |
環境 | 同程度 |
9.特徴
ブロックを合成繊維(フィルタークロス)の上に接着一体化し、マット状にした製品。
法面の長さに合わせたマットを重機を用いて吊り上げ、法面に直接敷設することにより、一度に大きな面積を被覆することができるので施工手間の省力化が可能であり、工期の短縮を図ることができる。
ブロック間及びブロック開孔部に客土するだけで植生が可能であり多自然型護岸にすることができる。また植生した草の根が土壌を安定させ、自然のアンカー効果が期待でき、コンクリートブロック、根、土壌が一体となって侵食防止機能を発揮する。
透水性に優れているため、ブロック背面の水は自然に外面に流出し、水圧を減少させるとともに、マット背面の地盤強度の低下を防ぐ効果がある。また、フィルタークロスの細かい網目がフィルター材として機能するため、マット背面の土砂の流出を防ぎ、法面を保護することができる。(吸出し防止材を別途設置する必要がない。)
ブロック間及びブロック開孔部に客土するだけで植生が可能であり多自然型護岸にすることができる。また植生した草の根が土壌を安定させ、自然のアンカー効果が期待でき、コンクリートブロック、根、土壌が一体となって侵食防止機能を発揮する。
各コンクリートブロックは個別にフィルタークロスに接着固定されており、各々が間隔を保って連結しているので、極めて可とう性に優れており、凹凸のある法面にもフレキシブルに順応する。
法面の長さに合わせたマットを重機を用いて吊り上げ、法面に直接敷設することにより、一度に大きな面積を被覆することができるので施工手間の省力化が可能であり、工期の短縮を図ることができる。
ブロック間及びブロック開孔部に客土するだけで植生が可能であり多自然型護岸にすることができる。また植生した草の根が土壌を安定させ、自然のアンカー効果が期待でき、コンクリートブロック、根、土壌が一体となって侵食防止機能を発揮する。
透水性に優れているため、ブロック背面の水は自然に外面に流出し、水圧を減少させるとともに、マット背面の地盤強度の低下を防ぐ効果がある。また、フィルタークロスの細かい網目がフィルター材として機能するため、マット背面の土砂の流出を防ぎ、法面を保護することができる。(吸出し防止材を別途設置する必要がない。)
ブロック間及びブロック開孔部に客土するだけで植生が可能であり多自然型護岸にすることができる。また植生した草の根が土壌を安定させ、自然のアンカー効果が期待でき、コンクリートブロック、根、土壌が一体となって侵食防止機能を発揮する。
各コンクリートブロックは個別にフィルタークロスに接着固定されており、各々が間隔を保って連結しているので、極めて可とう性に優れており、凹凸のある法面にもフレキシブルに順応する。
10.施工方法
1.施工する法面を整形します。
2.専用吊り金具で、重機によりソルコマットを所定の位置まで移動します。
3.施工面に敷設します。
4.ソルコマットの位置を微調整します。
5.2~4の順番でフィルタークロスの余端部に順次重ねながらソルコマットを敷設していきます。
6.安定方法としてアンカーピンを打設していきます。
7.ソルコマットで被覆出来ない箇所は、現場打ちコンクリートを打設します。
※ 必要に応じてブロック開口部に客土や覆土を行います。
2.専用吊り金具で、重機によりソルコマットを所定の位置まで移動します。
3.施工面に敷設します。
4.ソルコマットの位置を微調整します。
5.2~4の順番でフィルタークロスの余端部に順次重ねながらソルコマットを敷設していきます。
6.安定方法としてアンカーピンを打設していきます。
7.ソルコマットで被覆出来ない箇所は、現場打ちコンクリートを打設します。
※ 必要に応じてブロック開口部に客土や覆土を行います。
11.歩掛・単価等
製品設計単価:6,540円/m2(平成30年度宮崎県)
【100m2当り歩掛(国土交通省 平成28年度土木工事標準歩掛)】
ソルコマット・・・100m2
アンカーピン・・・50本
世話役・・・0.35人
普通作業員・・・1.75人
ラフテレーンクレーン運転(25t)・・・0.35日
諸雑費・・・6%
※1日当り、286㎡施工で計上しています。※直線部/標準品(6m)使用
※上記アンカーピンの本数は、2割勾配の場合の使用本数で計上しております。
⇒法勾配と必要アンカーピンの本数については、『河川災害復旧護岸工法技術方針(案)H13年5月社団法人全国防災協会』によるものとする。
※水中施工等の特殊条件が必要な場合は別途見積りとなります。
【100m2当り歩掛(国土交通省 平成28年度土木工事標準歩掛)】
ソルコマット・・・100m2
アンカーピン・・・50本
世話役・・・0.35人
普通作業員・・・1.75人
ラフテレーンクレーン運転(25t)・・・0.35日
諸雑費・・・6%
※1日当り、286㎡施工で計上しています。※直線部/標準品(6m)使用
※上記アンカーピンの本数は、2割勾配の場合の使用本数で計上しております。
⇒法勾配と必要アンカーピンの本数については、『河川災害復旧護岸工法技術方針(案)H13年5月社団法人全国防災協会』によるものとする。
※水中施工等の特殊条件が必要な場合は別途見積りとなります。
12.適用条件
1.法面勾配が1:1.5以上の緩勾配。
2.製品の搬入路、仮置き場、施工重機等が設置できるヤードが確保されていること。
3.施工重機25t以上。
※河川等の護岸に使用する際は、護岸の力学設計法に基づいて安定計算を行うこと。
2.製品の搬入路、仮置き場、施工重機等が設置できるヤードが確保されていること。
3.施工重機25t以上。
※河川等の護岸に使用する際は、護岸の力学設計法に基づいて安定計算を行うこと。
13.施工実績
発注機関 | 県内件数 | 県外件数 | |
---|---|---|---|
国、公団等 | 12 | 30 | |
地方自治体 | 補助事業 | 48 | 80 |
単独事業 | 12 | 20 | |
民間 | 3 | 16 |
県内での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
宮崎河川国道事務所 | 宮崎10号大淀川橋下部工 | 令和元年 | |
高鍋土木事務所 | 鬼付女川河川改修工事 | 令和3年 | |
南那珂農林振興局 | 野中池ため池整備事業 | 令和3年 | |
日南土木事務所 | 益安川改修工事 | 令和3年 | |
中部農林振興局 | 大迫池ため池整備事業 | 令和3年 | |
宮崎市役所 | 跡江川河川改修工事 | 令和3年 | |
西都市役所 | 権児ケ池整備事業 | 令和3年 | |
中部農林振興局 | 馬越池ため池整備事業 | 令和3年 | |
日南土木事務所 | 酒谷川河川改修工事 | 令和3年 | |
宮崎河川事務所 | 八重川赤江東地区 | 令和2年 |
県外での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
福岡県筑後川水系農地開発事業所 | クリーク防災機能保全対策事業 | 平成29年 | |
九州農政局筑後川左岸農地防災事業所 | 筑後川下流左岸農地防災事業工事 | 平成29年 | |
九州農政局筑後川右岸農地防災事業所 | 筑後川下流左岸農地防災事業工事 | 平成29年 | |
福岡県福岡県土整備事務所 | 長野川河川工事 | 平成29年 | |
佐賀県伊万里土木事務所 | 有田川河川工事 | 平成29年 | |
熊本県上益城地域振興局 | 秋津川河川災害復旧工事 | 平成29年 | |
熊本県玉名地域振興局 | 木葉川河川改良工事 | 平成29年 | |
熊本県山都町役場 | 郷野原ため池災害復旧工事 | 平成29年 | |
国交省佐伯河川国道事務所 | 尾岩上流地区堤防補強工事 | 平成29年 | |
鹿児島県姶良・伊佐地域振興局 | 木崎地区ため池工事 | 平成28年 |
14.施工者
その他 | 一般の施工業者で施工可能であるが、専用の吊金具が必要 |
15.技術提供企業
技術の名称 | ブロックマット(ソルコマット) |
---|
技術提供企業
代表
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
---|---|---|---|---|---|---|
旭化成アドバンス株式会社 | 建材本部 環境資材事業部 技術部 技術1課 | 関下 | 東京都港区新橋6丁目17番21号住友不動産御成門駅前ビル 8F | 03-5404-5612 | 03-5404-5614 | sekishita.hb@om.asahi-kasei.co.jp |
代表以外(県内企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
---|---|---|---|---|---|---|
株式会社ネオコンクリート | 宮崎営業所 | 後藤 | 宮崎県宮崎市吉村町下別府乙6-10小川コーポ102 1F | 0985-61-9562 | 0985-61-9563 | y-goto@neo-con.jp |
代表以外(県外企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
---|---|---|---|---|---|---|
株式会社ネオコンクリート | 本社営業部 | 中村 | 福岡県福岡市早良区田村7丁目27-8 | 092-861-7788 | 092-861-9472 | t-nakamura@neo-con.jp |
16.主な製造工場
製造工場名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
17.主な原材料産地
原材料産地名 | 取扱会社名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
18.県内活用技術参考写真
技術の名称 | ブロックマット(ソルコマット) |
---|