この商品は、平成５年建設省告示第１９２９号における開発目標に照らし評価した結果、開発目標
　を達成していると認められている。
　平成７年６月１５日評価書建設評価９４３２１号助得商品です。
　建設省によるパイロット事業も完了し、多くの公共大型物件・一般住宅にも採用されており、安心
　安全の評価が高い。
　「中層建築物における耐風型勾配屋根、高砂災害抑止瓦ＳＹＫ和型５３Ａ」

　従来の瓦は、後尻釘穴にて釘止めして、屋根に固定する方法が採られて来たが、前尻方向から
　巻き上げる風邪等の外力に対し強度が劣ると問題があった。又、瓦の桟峠部分に釘止め止めを
　行う方法もあるが、コスト・作業性・外観性・耐久性の問題があった。
　「高砂ＳＹＫ」は上記問題点を鑑み、美観を損なう事なく、地震・耐風等の災害に強い屋根を施工
　出来る瓦を目的にしたものである。製品の構成は、桟瓦の前尻部分の切り込み部分に凸の係合片
　を設けると共に後尻部分の切り込み部裏面に前期の凸の係合片がはめ合わせ可能な凹を設けた。
　桟瓦に準じて役物の軒瓦・左右袖・左右角にも、同様のはめ合わせ可能な凸凹部を設けた。
　施工的には、本製品の性能が左右されないように、全面釘止めビス止め等の施工をマニュアル
　通りの工法とする。

　◆在来工法と比較し、高価にならない事を目的に開発した商品であり、価格は
　　標準に設定している。

　１．標準的な屋根の形状に適合出来る事。
　２．強風時における防水性や飛散に対する安全性がかくほ出来る事。
　　（但し、マニュアル通りに施工する。）
　３．修理の方法が確立している事。
　４．十分な耐久性がある事。
　５．在来工法に比較して、著しく高価でない事。