技術登録内容
1.登録申請者
会社名 | 和光コンクリート工業株式会社 |
---|---|
郵便番号・住所 | 〒883-0051 宮崎県日向市東郷町山陰丙1537-1 |
担当部署 | 営業チーム |
電話番号 | 0982-69-2216 |
FAX番号 | 0982-69-2554 |
masayasu.kanemaru@wakocon.co.jp | |
ホームページURL | http://www.wakocon.co.jp/ |
2.技術の名称等
技術の名称 | ポーラスけんちⅢ型 |
---|---|
開発年(西暦) | 2017 |
開発体制 | 単独 |
共同研究者 | |
開発会社 | 和光コンクリート工業株式会社 |
開発会社と申請者の関係 | 同一 |
県産品 | ○ |
3.技術の分類
区 分1 | 県内関連技術 |
---|---|
区 分2 | 製品 |
分 類 | ブロック積工・張工 |
4.キーワード
項目 | 環境の保全 / 県内公共工事採用実績 / 県内製造 |
---|
5.国土交通省への登録状況
申請地方整備局名 | 登録年月日 | 登録番号 | 評価結果 |
---|---|---|---|
6.特許等
特許番号 | 実用新案番号 |
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7.制度等による証明
証明機関 | 証明番号 | 証明年月日 | |
---|---|---|---|
建設技術審査証明事業 | |||
その他 |
8.活用の効果
従来技術名 | ポーラスけんち |
---|---|
経済性 | 低下 (0.4 %) |
工程 | 同程度 |
品質・出来形 | 同程度 |
安全性 | 同程度 |
施工性 | 向上 |
環境 | 同程度 |
9.特徴
強度と環境配慮を兼ね備えた以下の特徴を有する。
【特徴】
1.面のサイズは高さ40cm×幅50cm、1m2当たり5個使用する【中型サイズ】を採用し、機械化施工による省力化を可能にしました。
2.中型でありながら、以下の工夫でブロック工に頼らずにカーブ区間に於いても比較的容易に施工が可能です。
・ブロックの左右についた嵌合(かんごう)部が、カーブ施工時にできるブロック間の隙間を隠し、胴込めコンクリートの流出を防ぎます。
・ブロック上下に「ずれ止め用のせん断キー」、控え後ろ側に「胴込めコンクリートの一体性を高める窪み」があるため、布積みで施工してもブロック壁体として十分な耐力を確保できます。
3.ブロック全体をポーラスコンクリートで製造することで以下のメリットを有します。
・表面は普通コンクリート製ブロックと比較して明度が低く、自然景観に溶け込みやすい
・表面テクスチャーは自然景観に溶け込みやすく、生物の移動にとっても適切な粗度を持つ
・法覆工として使用する場合、裏込めコンクリートを打設しない範囲においては、ブロック全体がポーラスのため、胴込めコンクリートを打設しても透水性能が確保できる。【ゲリラ降雨時等、雨水を一時的に河川背面に貯めることが可能】
4.ブロック全体をポーラスコンクリートで製造しても、従来のブロック護岸としての性能は確保しています。
・控え長さを40cmとすることで、空隙を確保しつつ、ブロック単体の質量350kg/m2、胴込めコンクリート込みで805kg/m2以上を確保
【特徴】
1.面のサイズは高さ40cm×幅50cm、1m2当たり5個使用する【中型サイズ】を採用し、機械化施工による省力化を可能にしました。
2.中型でありながら、以下の工夫でブロック工に頼らずにカーブ区間に於いても比較的容易に施工が可能です。
・ブロックの左右についた嵌合(かんごう)部が、カーブ施工時にできるブロック間の隙間を隠し、胴込めコンクリートの流出を防ぎます。
・ブロック上下に「ずれ止め用のせん断キー」、控え後ろ側に「胴込めコンクリートの一体性を高める窪み」があるため、布積みで施工してもブロック壁体として十分な耐力を確保できます。
3.ブロック全体をポーラスコンクリートで製造することで以下のメリットを有します。
・表面は普通コンクリート製ブロックと比較して明度が低く、自然景観に溶け込みやすい
・表面テクスチャーは自然景観に溶け込みやすく、生物の移動にとっても適切な粗度を持つ
・法覆工として使用する場合、裏込めコンクリートを打設しない範囲においては、ブロック全体がポーラスのため、胴込めコンクリートを打設しても透水性能が確保できる。【ゲリラ降雨時等、雨水を一時的に河川背面に貯めることが可能】
4.ブロック全体をポーラスコンクリートで製造しても、従来のブロック護岸としての性能は確保しています。
・控え長さを40cmとすることで、空隙を確保しつつ、ブロック単体の質量350kg/m2、胴込めコンクリート込みで805kg/m2以上を確保
10.施工方法
施工方法は従来の宮崎県協会型積みブロックやポーラスけんちと同等である。
(1)掘削
(2)基礎砕石工、基礎ブロック敷設(基礎コンクリート打設)
(3)ブロック据付、背面型枠工
(4)胴込めコンクリートの打設
(5)2段目以降、項番3~4を所定段数まで繰り返す。
(6)天端工(型枠工、コンクリート投入)
※ブロック高さが40cmのため、法長が40cmの倍数で無い場合には、基礎上の調整コンクリートで法長調整を行う。
(1)掘削
(2)基礎砕石工、基礎ブロック敷設(基礎コンクリート打設)
(3)ブロック据付、背面型枠工
(4)胴込めコンクリートの打設
(5)2段目以降、項番3~4を所定段数まで繰り返す。
(6)天端工(型枠工、コンクリート投入)
※ブロック高さが40cmのため、法長が40cmの倍数で無い場合には、基礎上の調整コンクリートで法長調整を行う。
11.歩掛・単価等
12.適用条件
通常の控え35cm積みブロックによる法覆工と同等
直高5mまで。延長は0.5mの倍数。
法覆工の場合、通常の施工範囲においては裏込めコンクリート不要。
(積みブロックによる法覆工の基準に準ずる)
・従来の積みブロック同等の耐力であることを、実物を用いた曲げ耐力試験により確認している。
直高5mまで。延長は0.5mの倍数。
法覆工の場合、通常の施工範囲においては裏込めコンクリート不要。
(積みブロックによる法覆工の基準に準ずる)
・従来の積みブロック同等の耐力であることを、実物を用いた曲げ耐力試験により確認している。
13.施工実績
発注機関 | 県内件数 | 県外件数 | |
---|---|---|---|
国、公団等 | 0 | 0 | |
地方自治体 | 補助事業 | 10 | 0 |
単独事業 | 0 | 0 | |
民間 | 0 | 0 |
県内での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|---|---|---|
日向市役所 | 第186号田久保川河川災害復旧工事 | 2017 | |
日向市役所 | 第184・185号鳥川川河川災害復旧工事 | 2017 | |
日向市役所 | 第181・182号石田川外災害復旧工事 | 2017 | |
日向市役所 | 第180号馬溝川河川災害復旧工事 | 2017 | |
日向市役所 | 第397号西川内川河川災害復旧工事 | 2018 | |
日向市役所 | 第64号宮の谷川河川災害復旧工事 | 2018 | |
日向土木事務所 | 第392号水清谷川河川災害復旧工事 | 2018 | |
日向土木事務所 | 第390号小丸川河川災害復旧工事 | 2018 | |
延岡土木事務所 | 第419-1号矢ヶ内川河川災害復旧工事 | 2019 | |
高千穂町役場 | 第424号室野川河川災害復旧工事 | 2020 |
県外での主な施工実績
発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
---|
14.施工者
一般の建設業者で施工可能 |
15.技術提供企業
技術の名称 | ポーラスけんちⅢ型 |
---|
技術提供企業
代表
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
---|---|---|---|---|---|---|
和光コンクリート工業 | 品質管理・製品開発チーム | 高橋 智成 | 宮崎県日向市東郷町山影丙1537-1 | 0982-69-2216 | 0982-69-2554 | takahashi@wakocon.co.jp |
代表以外(県内企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
代表以外(県外企業)
企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
16.主な製造工場
製造工場名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
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和光コンクリート工業 | 生産管理チーム | 川島 満成 | 宮崎県日向市東郷町山影丙1537-1 | 0982-69-2216 | 0982-69-2554 | kawashima@wakocon.co.jp |
17.主な原材料産地
原材料産地名 | 取扱会社名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
---|
18.県内活用技術参考写真
技術の名称 | ポーラスけんちⅢ型 |
---|