５年１度、実施が義務付けされている橋梁点検を、従来の紙面で実施していた点検作業をタブレットで実施出来るようにシステムを開発した。
★主な特徴
１．嵩張る大量の書類を現場に持ち込まずに最小構成のタブレットとカメラのみで点検作業を実施出来る。
２．紙の書類では過年度写真から、実際の該当箇所を探すのに手間が掛かるがタブレットだと最短で検索できる。
３．損傷個所と写真は現場で紐づけされているので、社内に戻ってからの内業作業で写真の位置がどこの位置の写真か迷うことが無い。
４．写真の取り忘れ防止機能があるので取り忘れが無い。今までは取り忘れがあると現場に再訪し、場合によっては交通規制をし、点検車を再度レンタルし直して写真を撮る必要があり多大な労力と利益の損失となっていた。
５．今までは点検業務から戻って来て記憶が新しいうちに、急いで写真整理や調書作成に取り掛かる必要があったが、それらの膨大な内業作業から解放される。
６．今までは写真を削除や追加をする度に、写真番号が通し番号であるため、追加・削除した次の写真番号から全て振り直しをする必要があったが、アレリオ橋梁点検システムなら写真と旗揚げが紐づいているため写真番号を自動で連番にしてくれる。
７．足元の悪い現場や、はしごや点検車などの高所作業でも持ち物が減ることにより安全に作業が出来る。
８．点検初心者でも数時間のレクチャーで扱えるようになる。
９．橋の位置を地図で確認できる。(インターネット接続時)

１．準備
過年度の調書を手持ちのパソコンに準備し、クラウドで処理しダウンロードする。
点検する橋梁の情報・図面・写真をパソコンで登録し、タブレットへ転送する。
(既存の各種データを活用可能！)
全国道路施設点検データベースから出力したCSVデータをインポート可能。
橋梁の図面画像（PDF、JPEG、PNG等）を登録。
※橋梁図面は手書きスケッチも可能。

２．現場作業
タブレットを使った現場野帳。
“紙”の野帳に書き込むように直感操作で、損傷データをドンドン登録。
デジカメの写真はリアルタイムにポイントと紐付けされ、連続撮影も可能。
旗をあげて写真を撮るだけで、写真が関連付けされる。
国の要領に準拠した、「損傷の詳細情報入力」機能（選択式・書込み式併用）
写真の割り当てを決めずに撮影することも可能。（「未割当写真仮置き」機能）
現地状況写真の撮影にも対応！(提出する損傷図とは関係ない写真も残せる)

３．内業
現場での点検作業データがそのまま使えるので、二度手間が掛からない。
レポートの取りまとめが、瞬時に完了する。

例として橋長１５m 幅員１０m程度の橋梁点検業務を年間で１００橋実施した場合、６６７万円の削減可能。

OS Windoes10or11
メモリ　8GB以上
マイクロソフトエクセルが動く環境